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『お客様の声』を更新しました

みなさん、こんにちは。雨が続いて、ちょっと寒い日が続いていますね。ワンちゃん共々、体調を崩していないでしょうか? 気温の変化で、胃腸系にトラブルを起こしてしまうワンちゃんたちがいるようです。季節の変わり目は寒暖差が大きくなるので、ワンちゃんたちの健康管理をしっかりしてあげてくださいね。

雨と言えば、もうひとつ気がかりなのは満開の桜です🌸 みなさん、お花見散歩できましたか? 私もひなさんと一緒に、何度かお花見散歩をしてきましたよ。ひなさんの機嫌をとりつつ、写真撮影をしてみましたが、なかなか難しく😓 桜吹雪のなる前に、再度チャレンジしてみたいと思っています。

コチラを見つめるポメックス

杏ちゃん
メックス(ポメラニアン×ダックス)
おっとりさんで、お世話好き?!

アタシはお散歩マスターよ👍
by Anz

コチラを見つめるビジョマル

零ちゃん
ビジョマル(ビジョン×マルチーズ)
お転婆だけど慎重派?!

アタシは覚えるのが速いのよ👍
by Rey 

さて、今日は、『お客様の声』を更新したので、そのお知らせです。今回は、杏(あんず)ちゃんと、零(れい)ちゃんのからメッセージをもらいましたよ。
2人は、同じ保護団体からご家族の元にやってきました。ママさんによると、最初は、1頭だけ引き取ろうと思っていたそうです。しかし2人が仲良しさんだったこと、ご家族の後押しもあって、「2人一緒に!」となったそうです。

※注意! 同じくらいの年齢で、若いメス犬を、一緒に飼うのは慎重に考えるべきです。特に、同腹の姉妹を飼うことは、あまりお勧めできません。「2頭飼えば一緒に遊べるし良いわよね」「姉妹なら仲良しよね」と、考えるのは人間の考え。犬によっては、お互いがライバル同士になってしまうこともあります。どうしても2頭飼いたい!と考えているのなら、避妊手術をした方が良いでしょう。絶対ではないですが、争いを減らせる場合があります。

ソファの上でフセをする2頭

お家に来た当初の2人
毛もボサボサ、ベタベタ…
ニオイもすごかったそうです

まだ、不安がいっぱいの2人です

杏ちゃんと、零ちゃんと名付けられた2人。最初は、見た目?!からつけた名前だったそうですが、後々、それぞれの性格も、名前にぴったりだった!ということが判明しました(笑) 

杏ちゃん『杏』という柔らかい響きの名前の通り、マイペースで、ノンビリした性格でした。零ちゃん『零』というピリッとした響きのように、クールな一面がありながら、1つ1つコツコツ積み上げていくタイプ。杏ちゃん零ちゃんだったら、なんだか違うなぁ...と思うし、零ちゃん杏ちゃんだったら、これも違和感が(笑) 名は体を表す。なかなか面白いですね!

そんな、性格が全然違う2人。ノンビリさんの杏ちゃんの方がちょっとだけお姉さんですが、しっかりしているのは、零ちゃん。世話好きで、色々余計なお世話もしてあげちゃうのが、杏ちゃん。最初の一歩は杏ちゃんでも、その先を大胆に進めていくのは零ちゃん。なかなか良いコンビです😆 この性格の違いが、2人の仲の良さに繋がっているのだと思います。

凸凹コンビ?!な2人(笑) どちらかがデキることは、どちらかがデキなかったり苦手だったり。そんな2人がママさん、パパさん、先住犬?!と言われていたお兄さん(笑)と、一緒に練習をガンバって、同じくらいデキるようになりました。成長したねぇ~2人共!👏

一番成長したなぁ~と感じたことは、零ちゃんアイコンタクトができるようになったことかな?! 最初、飼い主さんは、「犬って、見つめてくるのが普通なのでは? なんではデキないのかなぁ? しょうがないのかなぁ?」と、思っていたそうです。杏ちゃんは結構、ジィ~っとみてくれるのに、零ちゃんはなかなか見てくれない。なぜかなぁ?と、思いつつも、 そんなものなのかな? と、思っていたそうです。

以前の経験や不安感、自信のなさなどから、アイコンタクトを取ることが苦手な犬がいます。保護犬の場合、他の人や犬、新しい環境に慣れていないことが多く、アイコンタクトが取りづらいことがあります。また犬の場合、相手の目を見ることが、争いのもとになることもあります。つまり、犬が自然にアイコンタクトをとれる相手というのは、敵愾心がない、好きな相手、安心できる相手とも言えるわけです。

洋服を着てテーブルの前で立っている2人

初めて2人に会った頃
毎日、激しくワンプロをしていた2人
トレーニングなんてできるのか?と、
飼い主さんが心配していた頃かな?

人は犬とアイコンタクトが取れると、オキシトシンという幸せホルモンが出るようです。なので、飼い主さんが犬から見つめられると嬉しい気分になるわけです。
では、『犬はどうなのか?』と、いつも思うモヤモヤがあります。犬が飼い主さんを見るのであれば、嬉しい気分になる、というのは、納得。では、無理やり飼い主さんとアイコンタクトを取らされていたら? 目線が外れるたびに「ダメ コッチ向いて!😠」と言われて、アイコンタクトを取っていたら? それは幸せなの?と。飼い主さんは嬉しくても、犬は幸せな気分になるのか?と、疑問に思うわけです🤔

...と言うわけで、零ちゃんには、幸せな気分で!アイコンタクトをとってもらうべく、最初はオヤツも使いつつ、飼い主さんには常に『優しい声』と『笑顔! 笑顔! 笑顔!!』で、アイコンタクトを取ってもらうことにしました。最初は零ちゃんがチラっとでも見たら、メチャクチャ褒めること。そして、飼い主さん 零ちゃんとアイコンタクトをとるのではなく、零ちゃん アイコンタクトを取ってくるまで 待つことを伝えました。

待つってどういうこと?と思われる方も多いでしょうか?
では、ちょっと想像してみてください。アナタが知らない方からジィーっと見つめられ、目を合わせようと追いかけ回されたら怖くないですか? 相手の方が悪意がなくても、「なに?なに? なんか私、やった???」と、焦りませんか? 犬も同じなのではないでしょうか。追いかけてくる相手がいくら知っている飼主さんであっても、真剣な顔で見つめられ、同じ言葉を繰り返し言われたらどうしょうか。不安でたまらなくなるのでは? だから、犬側からのアクションを 待つ必要があるわけです。
零ちゃんのアイコンタクトはチラ見から始まり、徐々に徐々に目が合う回数も時間も増えて行きました。今では、お散歩中でもしっかりアイコンタクトがとれるようになったようです。やったね👍

お散歩中の2人

会う度に、心も体も成長していった2人
零ちゃんはお散歩が上手になりました
杏ちゃんは苦手なコマンドもできるようになりました

杏ちゃんも、零ちゃんも、それぞれの課題を自分のペースでクリアしていっているようですよ。レッスンが終わった後も、報告があるので、毎回楽しみにしています😆 今は2人で一緒に行うタスクを練習中とのこと。動画では見たのですが、実際に目の前で見るのが、今から楽しみです。杏ちゃん零ちゃん、ガンバって!😍