皆さん、こんにちは。梅雨前なのに暑い日が続いていますね。“真夏日🌞”になった今週、ひなさんの夏の相棒“冷風扇”を設置・稼働させました。まだ扇風機仕様ですけどね(笑) そろそろ暑さ対策用の環境セッティングを始めなければ!いけませんね。今年の夏も無事に乗り切ろうね、ひなさん😉
右端にあるのが“相棒”です
風に吹かれて熟睡中のひなさん
そうそう! この1か月でちょっとした偶然?!の出会いが、2回ありました。最近、里親募集サイトを見ているのですが、そこで見ていたパピーちゃん2頭(兄弟ではなく、別の保護団体が保護)に、偶然、別々の病院のセッションで会いました。今までそんな経験がなかったのでかなりビックリ😲 2頭共、とっても素敵な里親さんに出会い、ご家族と一緒に楽しいDog Life を過ごしているようでしたよ。良かったね、パピーちゃんたち😍
さて、今日は、先月に引き続き、「いぬのきもち」7月号(ベテラン向け)のお知らせです。今回は、『5大問題行動の“定番しつけ”を見直し!』の監修をさせていただきました。読者さんアンケートで上位に挙がった、つまずいている定番しつけを見直してみましょう!という内容です。
皆さん、本やネットなどで、「こうすればワンちゃんの問題行動を解決できます!」とか、「私はこうやりました!」とか、「こうすれば間違いなし!」というようなお悩み解決を読んで、一度は実践したことがあると思います。その方法で解決した方もいるとは思いますが、きっと多くの方が、「ウチの子には効果なかった・・・」とか、「1週間やったけど(効果がないので)諦めた・・・」とか、「なんだか悪化したような気がして止めた・・・」など、苦い経験があるのではないでしょうか?
本に書かれている方法は、(中には“ちょっとその方法はマズイでしょ💦”というものもありますが…)問題対応の基礎的なこと、揺るがしてはいけない根っこの部分が書かれています。例えば、『吠えに対しては無視することが1番効果的です!』というようなことですね。確かにその通り!なんですが、「無視って、結局、どういうことをすれば良いの? 見なければOKなの?」「私だけがやれば良いの?」「叱っちゃダメなの?」などなど、ちょっとした疑問が出てくるのではないでしょうか? 実際、飼い主さんたちからは同じような質問をされます。皆さんは如何でしょうか?
そういった、飼い主さんはちゃんとやっているようで見落としてしまっている対応や、すごく惜しい失敗、もう一息な対応を『この対応はNG! こういう風に改善してみて!』という内容をまとめてみましたよ。もし、ご自身が、「上手くいかなくて悩んでいる・・・」という場合には、一度、ご自身の対応方法を見直してみると良いと思いますよ。もしかすると、その対応方法が、ワンちゃんにとっては“ご褒美”や“強化子(=その行動を強化する要因)”になっているかもしれません。チェックしてみてくださいね。
最後に、ちょっと見方を変えて、提案を1つ。
『コロナ禍で変わった、“新しい流れ”を上手く利用して、対策を立ててみませんか 😉』
5大お悩みの中にもランクインしてくる『チャイム吠え』。
原因は色々あるのですが、犬自身の問題の他に、飼い主さんの行動にも問題があります。
ちょっと自分の行動を思い返してみてください。チャイムが鳴ると犬は吠えるし、ウルさくて相手が何言っているのか聞こえないし、急がなきゃいけないし、犬は興奮状態だし、「もぉ~~イイ加減にして❗💢」となっている方が多いのでは?!
そのイライラ、その焦りが、犬の焦りや危機感に繋がっていることがあります。もちろん、それだけが原因で起こることではありませんが、要因の1つであることは間違えないです!
そこで! 最近、一般的になってきている『置き配』を、上手に利用してみては如何でしょうか? (すべてのチャイムに対応できるわけではありませんが、かなり軽減できると思いますよ)
- 配達方法を『置き配』にしておく
- 配達時に電話連絡をもらようにして、チャイムを鳴らさないようにしてもらう
- チャイムが鳴ったら「玄関先に置いておいてください」と伝える
この対応のポイントは、飼い主さんが焦らないこと❗です。飼い主さんが焦らずに、しっかりワンちゃんの対応をしてから、ゆっくり取りに行き、そして帰ってきたらしっかり褒めてあげてください。
きっとそれだけでも、飼い主さんの心の負担は減ってくるのではないかと思います。ワンちゃんも飼い主さんが落ち着いているので、今までより落ち着いて待っていられるはず! さらにワンちゃんは、『チャイムが鳴った時は、落ち着いて部屋で待っていれば良いことがある』という成功体験もできるはずですよ😃 その成功体験を積み上げていけば、実際にチャイムが鳴っても騒がず待っていられるようになっていくでしょう。ちょっとしたことですが、上手く利用してみては如何でしょうか?!
犬自身に行動を変更してもらうには時間がかかります。しかし、飼い主さん自身が行動を変更するなら、『やるぞ!』と決めれば、すぐにできるはずです。犬に変更を求めるだけではなく、自分がお手本となって、行動を変更してみてくださいね。