こんにちは。今日は、つきのわ動物病院で行ったジュニアパーティーでの様子をご紹介。今回のパーティーには、初めて凪さんも参加しました。凪さんの様子は、また今度、ご紹介。今日は、久しぶりに参加したチワワのコウくんにスポットを当ててみました。
コウくんはパピーパーティーに来てくれていた子です。久しぶりにジュニアパーティーに参加してくれました。その理由が、「最近、他の人や犬に吠えてしまって大変」とのこと。元々、ちょっと怖がりさんではありましたが… という状況を踏まえた上で、パーティーのスタートです。
凪さんとコウくん
まだお互い様子見ですね~
本日の主役チワワのコウくんと凪さん
トイプーのアナちゃんとも挨拶
シバの天くんとも挨拶できました👍
コウくんのママさんは、「吠えちゃうから…💦」と緊張気味。吠えてしまうワンちゃんを連れて、他のワンちゃん、人に会う時は緊張してしまいますよね。ただ、その飼い主さんの緊張がワンちゃんに伝わり、その緊張感から吠えてしまう… ということが起こります。『緊張しない!』と自分に言い聞かせても、『吠えたらどうしよう😱』という気持ちの方が強くなりがち。なので、そういう時には、トレーナーの手を借りると良いと思いますよ。
今回、コウくんの良き先輩役をしてくれたのは同級生の3人組。ウルサイと「アナタたち静かにしなさい!」と注意をするトイプーのアナちゃん。最近、グッと成長して、落ち着いたオトナ犬になってきた天くん。そして、まだまだ発展途上?!なチワワのポンタくん。コウくんもチワワ男子なので、同じチワワ男子のポンタくんとどう会話するかが、鍵になるかな?🤔
ポンタくんはちょっと遅れて参加とのことだったので、まずは、天くんがコウくんのご機嫌伺いに行きました。パーティーが始まる前、コウくんは吠えていたようなのですが...さてどうなるか?!
抱っこをしていると強気になったり、逆に、逃げられないので「ギャンギャンギャン!(=来るな〰️ 近寄るな〰️〰️ アッチ行け〰️〰️〰️!)」となることも。ということで、コウくんのママさんには、コウくんを床に下ろしてもらい、リラックスしてリードを持っていてもらうことにしました。
天くんは前のめり気味で、
コウくんに興味津々
コウくんは興味ありつつも緊張気味
天くんはコウくんのニオイチェック
コウくんも緊張しつつ頑張ってます!
コウくん限界😖
安全地帯(= ママさんの足元)に戻って
訴え(= 吠え)ます!
「あっ、ゴメンやり過ぎたね」と、
天くんは引いて行きました
結果、コウくんはちょっとビクつきながらも、ちゃんと天くんと挨拶できました。天くんがちょっとしつこかったので😓、最後は『もう限界!😖』となりましたが、順調な滑り出しです👏 天くんもコウくんの『やめて!』を聞いて、下がってくれました。2人の間でシッカリと会話が成立したようです👍
コウくんが3人とのやり取りをして、ちょっと自信をつけてきた頃、ポンタくんがやってきました。さて、コウくんはどう反応するか?!
ポンタ参上!
ポンタ: オマエ、誰だ🤨
コウ: えっ、なんかオレ様な先輩?🤔
ポンタくんは、初めて会うコウくんを見て、とりあえず吠える!😓 ということで、ポンタくんは、しばらく落ち着くまで捕獲。その様子をコウくんは、ちょっと唖然とした様子で眺めていました。そう眺めているだけ! 吠えかかることも、反応は変わります。コウくんママは、その違いを実感できたようです。
大好きなアナちゃんになだめられるポンタくん(笑)
アナちゃんの話はちゃんと聞きます😉
アナちゃんのお陰で落ち着いてきたポンタくん。直接コウくんとのご対面です。
チワワ同士。なんとなく動きが一緒。チワワ2人のやり取りを、アナちゃん、天くん、凪さんは横から見ています。
あの2人は何やってるんだか?
放っておこぉ~😉
ハイ、天先輩!
その1
同じ目線になったことで、見つめ合うポンタくんとコウくん。お互いに少々緊張しています。この状態でも吠えたり、ガウガウしないコウくんに、成長が見えます。
お互いに間合いを取りつつ、犬同士の会話がスタートです。ポンタくんはヤル気満々なので、いきなり飛んでいかない様にリードを押さえています。この時注意しなければいけないのは・・・
その1:お節介をして2人を無理やり近づけない
その2:リード引っ張る、釣り上げるなどをして緊張感を煽らないこと
その2
近づいて来たコウくんに、先輩?!ポンタくんが「なに勝手に近づいて来た!🤬」と吠える! 怖い顔してワンワン言ってくるポンタくんに焦るコウくん💦 何もしていないのに~ 理不尽だぁ~! でもね、コウくん、自分がいつも他のワンちゃんにやっている態度なんだよ😓 自分がされたことで、気づくこともあるよね、コウくん。ポンタくんも気づいて欲しいなぁ~😓
その3
今までなら、吠えられれば逆ギレ気味に吠え掛かっていたコウくんですが、安全圏のママさんの足元に戻りました。これは正解👍 飼い主さんは「怖かったねぇ~😢」と慰めるのではなく、「吠えずに戻って来てエライ! 放っておきなさい😉」と、しっかり褒めてあげてください。褒められれば、自分の対応が良かったと理解して、続けるようになりますよ。
ポンタくんも、相手が吠えてこない、必要以上に距離を詰めてこないというのがわかると、吠えるのを止めます。コウくんは一度引いてからは、上手に間合いを取るようにしていたので、ポンタくんから「まぁ~とりあえず、ヨシ⭕」がもらえた模様です😅 ちなみに、ポンタくんは女子には控えめになるので(笑)、アナちゃんにも、凪さんにも吠えることはありません😅 あまりにも態度が違うので、見ているととても面白いです。女子から吠えられても、吠え返しません。なんですかねぇ~ 男子にだけ厳しい?(笑)
「オレの彼女に近づくな!」と、
コウくんに言っているのかな🤔
アナちゃん(彼女?)は、ポンタくんより
大好きなポンタパパにアピール中です
なかなか上手くいかないね、ポンタ😓
散歩中に他の人、犬に吠えてしまうワンちゃんの場合、飼い主さんの対応の間違えや、飼い主さんの緊張が伝わることで吠えてしまう場合があります。もちろん、その子が怖がりだったり、社会化不足が原因で吠えてしまう場合もあります。いづれの場合でも、まず、自分の行動を思い返してみてください。他の犬、人に会った時、緊張していませんか? 必要以上にリードを引っ張ったり、上に釣り上げていませんか? 必要以上に避けることで、犬に恐怖心を植え付けたり、煽ったりしていませんか? 逆に慣れさせようと、犬の気持ちを無視して恐怖の対象に近づけていませんか? 吠える度に抱っこしたり、オヤツを与えて褒めていませんか? 飼い主さんの対応が、犬に『吠えろ!』と教えてしまっていたり、『吠える』ことが正しいと伝えてしまっていることになりますよ。
今回のコウくんママも、「あっ、やっちゃってます😫」という対応がありました。なかなかすぐには変えられないかもしれませんが、コウくんの為にも、自分の対応を改めてもらえたらなぁ~と思います。今回のパーティーが良いキッカケになってくれますように😉
他人、特に男の人が苦手といっていたコウくん
最後は、ポンタパパに撫でられてウットリ&リラックス😴
これにはママさんもビックリ😲
もしやポンタパパは犬タラシのマッサージ技術の持ち主?!(笑)